
単に、足がつる!→こむら返りですが、体の筋肉全体に言えることなんです。
心臓がつれば心室細動です。
深く掘り下げれば、様々なものが起因してのこむら返りですので、うかうかしてられないです。
今の季節話題の熱中症による脱水・冷房の冷えが原因かしらなんてものから、腎不全・脊髄性筋萎縮症・甲状腺機能低下症まで
私たちが手に負えるのは、痛みが出てから、筋肉の弛緩に対するアプローチとホットパックによる温めしかないんです。
殷門・委中・承山・承筋なんて経穴への刺鍼や、前脛骨筋や足裏 湧泉などの指圧
エライ先生は気・血を整えろとか言うかもしれませんが・・・。w
予防としては、スポーツドリンクの摂取とストレッチ、冷えないように上着などの着用です。
やはり足が頻繁につるようでしたら、「芍薬甘草湯」とマグネシウムが有効とされていますね。
上記の物理的な予防に加え、医療機関での「芍薬甘草湯」を処方をうけましょう。
マグネシウムなどはミネラルとしてドラッグストアで手に入りますが、漢方に含まれていることが多いので
重複しないよう相談してみてください。
「芍薬甘草湯」の薬理作用は、ノルアドレナリン神経系の亢進による中枢神経系の痛みの鎮痛が主です。後は芍薬がカルシウムの働きを抑制することにより筋が固くなることを抑え、甘草の働きでカリウムが排せつされ痙攣が起きにくくなります。(第2類なので心臓などに副作用が起こる可能性もあります)
マグネシウムはカルシウムの働きの補佐役ですので、亢進ではなくスムーズに働くための神経伝達物質です。
●まとめ
まずは、お風呂上がりのストレッチとミネラル補給(OS1やポカリスエット)からはじめてみてください。
→それでもこむら返り!→医療機関での漢方処方→おさまらない→鍼灸治療なども選択肢の一つです。→おさまらない→上記の理由で精密検査をオススメします。
●余談
よく父親がコブラ返りコブラ返りと連呼していましたが、あながち間違えではなく
関西では間違ったまま昔から広がっていた俗称のようです。
でも間違えですね。私は高校生のときエライ恥をかいてしまいました。
今では懐かしい話です。